通信制大学で保育士資格を取る人が増えていますが、「きつい」「続かない」といった声もよく聞きます。
私自身も通信制大学で保育士資格・幼稚園教諭免許を取得しましたが、正直“楽ではない”部分もありました。
ただ、やり方を工夫したり、大学をうまく選べば、子育てや仕事をしながらでも十分に続けられます。
この記事では、通信制大学がきついと感じる理由や実体験を交えながら、両立のコツを紹介します。
保育士の通信制大学がきついと感じる3つの理由
① レポート課題の量が多い
通信制大学では、通学の代わりにレポート提出が中心になります。
最初は量の多さに驚きましたが、コツをつかめば大丈夫です。
私の場合、まずテキストを一通り読んで、とりあえずまとめを書いて提出していました。
添削をきちんとしてくれるので、1回目で不合格でも指摘をもとに書き直すことで単位が取れます。
国家試験のように「半年後まで待たなければ再挑戦できない」わけではなく、
何度でもチャレンジできるのが通信制の良いところ。
“ダメもとでも出すだけ出してみよう”精神で頑張れました。
② スクーリングや実習のスケジュール調整が大変
通信制大学では、年に数回のスクーリング(対面授業)や実習が必要です。
私が通っていた大学はスクーリング回数は少なめでしたが、実習先を自分で探す必要がありました。
受け入れ先を探すのも簡単ではなく、実習中は実習日誌を書かなければならないため、
かなりハードスケジュールでした。
ただし、学校によっては実習先を紹介してくれるところもあります。
実習サポート体制が整っている大学を選ぶと、負担はぐっと軽くなります。
③ 子育てとの両立が難しい
子どもが小さいと、まとまった勉強時間を取るのが大変です。
私の場合、昼寝の時間にやろうと思っても一緒に寝てしまうタイプでした。
焦って「早く寝てほしい」「もう起きちゃった」とイライラしてしまうことも…。
そこで思い切って、夜型に切り替えて一気に集中して勉強するスタイルに。
この方が子どもにも自分にもストレスが少なく、結果的に続けやすくなりました。
実際に通信制大学で学んだ私の体験談
私は英語関係の4年制大学を中退したあと、別の仕事を経て結婚・出産。
その後、通信制大学に入学して保育士資格・幼稚園教諭免許を取得しました。
中退時に取っていた単位が認定されたことで2年次編入が可能となり、
本来3年かかるところを2年で卒業できました。
また、私のように大学を中退していたり、卒業から数年経っていても編入制度は利用可能です。
実際にスクーリングで出会った学生は、20代から50代まで幅広い年代の方々で、
「年齢やブランクは関係ない」と実感しました。
きついと感じやすい人がやりがちな3つの失敗
① 自己流で進めてしまう
提出期限やスケジュールを自分だけで管理するのは大変。
サポートセンターや学習システムを積極的に活用しましょう。
② なんとなく近くの大学を選ぶ
通信制の場合、通学回数が少ないため「サポート体制」「レポート添削」「スクーリングの柔軟性」で選ぶのがおすすめです。
③ 一人で抱え込みすぎる
SNSや学習コミュニティなど、同じように学ぶ人たちとつながるとモチベーションを維持しやすいです。
きついと感じにくい通信制大学を選ぶポイント
- スクーリング回数が少ない・集中型で選べる
- 実習サポートが整っている
- レポート添削や学習相談の対応が丁寧
- オンライン授業や動画教材が充実
-
編入制度が使える
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ブラッシュアップ学びで通信講座も一緒にチェックまとめ|通信制大学はきついけど、工夫次第で乗り越えられる
通信制大学は確かに簡単ではありません。
でも、子育てや仕事をしながら自分のペースで資格を取れるという大きなメリットがあります。
勉強方法を工夫して、自分に合った大学を見つければ、
「きつい」ではなく「やりがいのある挑戦」に変わります。
まずは気になる大学の資料を取り寄せて、第一歩を踏み出してみてください。
👉 関連記事:子育て中でも保育士になれる?主婦におすすめの通信制大学5選
通信制大学は、自分のペースで学べる一方で、情報を集めて比較することが大切です。
どんなサポートがあるか、スクーリング回数や学費も学校ごとに違うので、まずは無料の資料請求でじっくり検討してみてください。
無理なく資格取得を目指す第一歩を踏み出しましょう🌸
