「通信で保育士資格を取りたい」と思って調べていると、
「幼稚園教諭免許」も一緒に取れる大学を見かけることがあるのではないでしょうか?
実は、通信制大学なら保育士資格と幼稚園教諭免許を同時に目指すことができるんです。
しかも、必要な単位数は保育士だけを目指す場合とほとんど変わりません。
私自身も通信制大学でこのW資格を取得しましたが、
実際に働く中で「取っておいてよかった」と感じる場面がたくさんありました。
この記事では、
- 通信講座と通信制大学の違い
- W資格を取るメリット
- 実際の学習負担や体験談
- 働ける職場の広がり
- おすすめの大学選びポイント
を詳しく紹介します。
幼稚園教諭免許は通信講座では取れない
保育士資格は通信講座(ユーキャンなど)で取得をサポートしてもらえますが、
幼稚園教諭免許は通信講座では取ることができません。
なぜなら、幼稚園教諭免許は「大学または短期大学の教育職課程を修了」することが条件だからです。
つまり、幼稚園教諭を目指すなら通信制大学または通信制短大への入学が必須です。
通信制大学なら「保育士+幼稚園教諭」のW資格を同時に目指せる
せっかく通信制大学に入るなら、
保育士資格だけでなく幼稚園教諭免許も一緒に取るのがおすすめです。
私自身も通信制大学でこのダブル資格を取得しました。
保育士のみのコースと比べて、必要な単位数は10〜15単位ほど多いだけ。
実際に勉強してみても、大きな負担は感じませんでした。
スクーリングで出会った方の中には、
「保育士だけのコースにしたけど、W資格コースにすればよかった」
と話していた方もいました。
せっかく同じ大学で学ぶなら、
W資格対応コースで申し込む方が後悔しないと実感しました。
幼稚園教諭免許を持っていると働ける場所が広がる
幼稚園教諭免許を持っていると、以下のような職場で働くことができます。
- 幼稚園(教育中心)
- 認定こども園(保育+教育)
- 保育園(教育担当として重宝される場合も)
- 企業内保育・幼児教室 など
私の場合も、W資格を持っていたことで幼稚園でも、こども園でも働くことができました。
こども園が増えている今、ダブルで資格を持っていることは大きな強みです。
認定こども園が普及する前に保育士資格だけを取得していた方も多いため、
今のタイミングで「W資格を目指す」ことはキャリアの幅を広げるチャンスです。
通信制大学を選ぶときは「W資格対応コース」をチェック
大学を選ぶときは、保育士+幼稚園教諭の両方に対応しているかを必ず確認しましょう。
また、大学によっては、すでに大学や短大を卒業している人が3年次編入できる制度もあります。
私も以前、英語関係の4年制大学を中退していましたが、
取得していた単位を認定してもらえたことで2年次編入が可能になり、
結果的に2年間で卒業・資格取得することができました。
「中退している」「別分野の学部を卒業している」という方でも、
編入制度を使えば短期間で資格取得が可能です。
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▶ 【スタディサプリ進路】
「将来の仕事」タブから「保育・教育の分野」を選択すると、
保育士+幼稚園教諭のW資格が目指せる通信制大学を一覧で比較できます。【公式サイト】スタディサプリ進路
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 通信講座では取れない | 幼稚園教諭免許は大学・短大でのみ取得可能 |
| 通信制大学ならWでOK | 保育士+幼稚園教諭の両方を同時に取得できる |
| 単位数の差はわずか | 約10〜15単位ほどの追加でOK |
| 就職の幅が広がる | 幼稚園・こども園・企業内保育など選択肢が増える |
| 編入制度あり | 中退・他学部卒でも短期間で資格取得が可能 |
W資格を持っていることで、
「どこでも働ける」「採用で有利」「将来の選択肢が広がる」といったメリットが得られます。
まずは、自分に合った通信制大学を比較してみてくださいね。
