保育士資格は、通信制大学なら最短2年で取得できます。
実習やレポートはありますが、国家試験を受けずに卒業と同時に資格が取れるのが大きな特徴です。
「子育てしながら本当に通えるの?」
「何年かかるのか、途中で挫折しないか不安…」
そう感じて検索している主婦の方も多いと思います。
実際、通信制大学は学校ごとに
- 卒業までにかかる年数
- 編入や単位認定の有無
- 実習の進めやすさ
が大きく異なり、選び方次第で負担も年数も変わります。
この記事では、
子育て中の主婦でも無理なく卒業しやすい通信制大学を中心に、
「何年かかるのか」「どう選べば後悔しないか」をわかりやすく解説します。
まずは、通信制大学で保育士資格を取る場合の年数と現実的な流れから見ていきましょう。
通信制大学で保育士資格を取ると何年かかる?【結論】
通信制大学で保育士資格を取る場合、最短で2年、現実的には2〜3年が目安です。
多くの通信制大学は「4年制」ですが、
実際には以下のような制度を利用することで、在学期間を短縮できます。
- 短大・専門学校などからの編入制度
- 既修得単位の単位認定
- 実習やスクーリングを計画的に前倒しできるカリキュラム
そのため、
主婦でも条件が合えば2年で卒業することは可能ですし、
編入が難しい場合でも、3年以内に資格取得を目指す方が多いのが実情です。
ただし、
「どの大学を選ぶか」「どの制度が使えるか」によって
卒業までにかかる年数や負担は大きく変わります。
次の章では、
なぜ通信制大学は“原則4年”と言われるのか、
それでも年数を短縮できる理由を詳しく解説します。
通信制大学は「原則4年」だけど、短縮できる制度がある
通信制大学の多くは「4年制」として設置されています。
そのため、「通信制大学=4年かかる」と思われがちですが、
これはあくまで“ゼロから入学した場合”の標準年数です。
実際には、通信制大学には次のような制度があります。
- 他大学・短大・専門学校で取得した単位を引き継げる
- 一定の条件を満たせば、2年次・3年次への編入が可能
- 保育士資格取得に必要な科目を、効率よく履修できるカリキュラム
こうした制度を利用することで、
在学期間を1〜2年短縮できるケースは決して珍しくありません。
特に主婦の場合、
「以前に大学や短大に通っていた」
「途中で中退している」
という方も多く、過去の単位が思わぬ形で活かせることがあります。
ただし、
- どの単位が認定されるか
- 何年次編入が可能か
- 実習やスクーリングの時期
これらは大学ごとに大きく違います。
そのため、最短で卒業したい主婦ほど、
入学前に編入制度や単位認定の条件をしっかり確認することが重要です。
最短で卒業したい主婦は「編入制度」の確認が必須
通信制大学で保育士資格をできるだけ早く取りたい主婦にとって、
もっとも重要なのが「編入制度」と「単位認定」です。
通信制大学はどこも同じように見えますが、実際には、
- 何年次に編入できるか
- どんな単位が認定されるか
- 実習やスクーリングの時期
が大学ごとに大きく異なります。
この違いを知らずに選んでしまうと、
本来は短縮できたはずの年数が、そのまま4年かかってしまうこともあります。
【体験談】私が2年で卒業できた理由
私自身、もともとは保育とは関係のない4年制大学に通っていました。
途中で中退していますが、在学中に取得していた単位が認定され、
通信制大学の編入制度を利用することができました。
その結果、
在学期間は2年間で卒業をし、保育士資格と幼稚園教諭の免許を取得しています。
「中退しているからムリかも…」
「かなり前のことだから対象外かも…」
そう思っていた私でも使えたので、
過去に大学・短大・専門学校に通った経験がある方は、確認しないと損だと感じました。
迷ったら、まずは資料請求で確認するのが確実
編入できるかどうか、
単位がどこまで認定されるかは、大学に直接確認しないと分かりません。
そのため、
- 自分は何年で卒業できそうか
- 実習はいつ頃になるのか
- 子育てと両立できるか
を知るためにも、複数校の資料を比較することが大切です。
最短で卒業できるかは、大学選びで決まります
編入できるか・単位が認定されるかは大学ごとに違います。
「自分の場合、何年かかるのか」を知るためにも、まずは資料で確認してみてください。
次の章では、主婦が卒業までにかかる現実的な年数の目安を、2年・3年・4年のケースに分けて解説します。
主婦が卒業までにかかる期間の目安
| 学習パターン | 卒業までの年数 |
|---|---|
| 通常入学(1年次) | 4年 |
| 2年次編入 | 3年 |
| 3年制の大学に2年次編入 | 最短2年 |
通信制大学で保育士資格を目指す場合、
「何年かかるか」は スタート地点と生活状況 によって大きく変わります。
ここでは主婦の方に多い 2年・3年・4年 の3パターンに分けて、
現実的な目安を解説します。
▶ 2年で卒業できるケース(かなり条件がそろっている)
2年卒業が可能なのは、以下に当てはまる人です。
- 4年制大学・短大などを中退/卒業している
- 在学中に取得した単位が多く認定される
- 編入制度を利用できる
- 学習時間をある程度確保できる(専業 or パート少なめ)
この場合、
一般教養科目が大幅に免除され、
実質「保育専門科目+実習」中心になります。
ただし注意点として👇
- 実習を前倒しで計画しないと詰む
- 子どもの預け先が不安定だと一気に難易度が上がる
👉 「誰でも最短」ではないけれど、条件が合えば現実的
という立ち位置です。
▶ 3年で卒業するケース(主婦で一番多い現実ライン)
多くの主婦が当てはまるのが、この 3年卒業。
- 短大卒 or 一部単位あり
- 大卒だけど単位認定が少なめ
- 子育てしながら、無理のないペースで進めたい
この場合は👇
1年目:基礎科目+一部専門科目
2年目:専門科目+実習
3年目:残り科目+卒業要件調整
という流れになることが多く、
家事・育児・パートと両立しやすいのがメリット。
「最短にはこだわらないけど、ダラダラ長引かせたくない」
主婦にとって、一番バランスのいい年数です。
▶ 4年かかるケース(ゼロスタートの場合)
以下に当てはまる場合は、
原則4年を想定しておくのが安心です。
- 大学・短大の学歴がない
- 単位認定がほぼ使えない
- 子どもがまだ小さく、学習時間が限られる
このケースでは、
無理に短縮を狙うよりも、
- 各学期の履修を詰め込みすぎない
- 実習時期を生活に合わせて調整する
ことの方が、結果的に挫折しにくいです。
実際、
「最短を目指して途中で止まる」より
「4年でも確実に卒業する」方が、
資格取得としては成功率が高いです。
ここまでのまとめ
2年:編入+単位認定が多い人向け
3年:主婦の現実ライン・一番多い
4年:ゼロスタートでも無理なく進めたい人向け
👉 重要なのは
「何年か」より「自分の状況で続けられるか」
【体験談】主婦が2年で卒業したスケジュール例
ここからは、
私自身が通信制大学を2年で卒業したときの実際の流れを紹介します。
「本当に2年でいけるの?」
「かなり無理したんじゃない?」
と感じる方も多いと思いますが、
結論から言うと 条件がそろえば、現実的な範囲で可能でした。
私の前提条件(スタート時点)
まず、私の状況はこんな感じです。
- 保育とは関係ない 4年制大学を3年次で中退
- 在学中に取得していた単位が一部認定された
- 通信制大学の 編入制度を利用
- 子どもは未就学児
- 資格取得を最優先にした期間があった
👉 ポイントは
「ゼロスタートではなかった」という点です。
ここを勘違いすると
「誰でも2年でいける」と誤解されがちなので、
あえて正直に書いておきます。
◆ 1年目:学習優先の生活に切り替えた時期
1年目は、とにかく
「勉強できる環境を作ること」を最優先にしました。
- 専業主婦+週1回の託児を利用
- 寝かしつけ後など時間を見つけてレポート作成
- 実習はまだ入れず、レポートを終わらせていく
この時期は
「早く終わらせたい」気持ちよりも、
- 単位を確実に落とさない
- 生活リズムを崩さない
ことを意識していました。
通信制は自由度が高い反面、
最初につまずくと一気に遅れやすいので、
1年目は土台作りの期間だと思っています。
◆ 2年目:実習を前半に入れて一気に進めた
2年目に入ってから、
実習をできるだけ前半にまとめて入れました。
- 保育園に預けてパートを開始
- 実習時期は仕事量を調整
- 実習後はレポート+残り科目を集中消化
正直、
実習期間はかなり大変でした。
- ただ、
1年目で勉強のペースがつかめていた - 実習以外の科目は終わりがほぼ見えていた
この状態だったので、
「終わりが見えているきつさ」だったのは救いでした。
2年卒業を振り返って思うこと
今振り返って思うのは、
2年卒業は 「気合」ではなく「設計」
- 編入制度と単位認定の確認がすべて
- 生活環境を一時的にでも調整できるかが鍵
ということです。
逆に言えば、
これができない状況で無理に最短を狙うと、
途中で止まる可能性が高いとも感じました。
「2年で取れなきゃ意味がない」わけじゃない
私は結果的に2年で卒業しましたが、
だからといって、
3年は遅い
4年は失敗
とは全く思っていません。
大切なのは、
👉 自分の生活に合わせて、最後まで走り切れるルートを選ぶこと
この視点がないと、
どんなに「最短ルート」でも意味がなくなります。
次の章では、
主婦が通信制大学をスムーズに卒業するために意識したポイント
(時間管理・履修の組み方・失敗しやすい点)を整理します。
主婦が通信大学をスムーズに卒業するためのポイント
通信制大学は、
「自分のペースで進められる」のが最大のメリットですが、
同時に つまずきやすいポイントもはっきりしている と感じました。
ここでは、私自身の経験から
「これはやってよかった」「これは最初に知りたかった」
と感じた点を整理します。
① 最初に「何年で卒業したいか」を決めておく
通信制は自由度が高い分、
ゴールを決めずに始めるとペースがぶれやすいです。
2年を目指すのか
3年で余裕を持ちたいのか
4年で無理なく進めたいのか
👉 先に卒業年数を仮決めしておくことで、
履修計画・実習時期・生活調整がしやすくなります。
途中で変更してもOKなので、
「今の自分の現実ライン」を一度言語化するのがおすすめです。
② 実習は「後回し」にしない
私が強く感じたのは、
実習を後ろに残しすぎると心理的負担が大きいということです。
子どもの成長
家庭環境の変化
体力面の不安
これらは年数が経つほど、
「実習に行ける条件」が厳しくなりがちです。
可能であれば、
✔ 実習は卒業の後半ではなく「前半〜中盤」に
✔ 生活リズムが作れている時期に入れる
この意識だけで、
途中離脱のリスクはかなり下がります。
③ 「完璧」を目指さない方が続く
通信制大学のレポートや課題は、
最初はハードルが高く感じます。
でも実際は、
- 100点を狙う必要はない
- 指示通り出せば合格ラインに乗る
- 出さないことが一番のリスク
というケースがほとんどでした。
特に主婦の場合、
👉 7割の力で「出し切る」ことを優先
この考え方に切り替えてから、
精神的にもかなり楽になりました。
④ 「大学選び」でつまずく人が一番多い
これはあとから気づいたことですが、
途中でペースが崩れる人ほど、
- 編入制度をちゃんと見ていなかった
- 実習時期を把握していなかった
- 単位認定の範囲を確認していなかった
- スクーリングの頻度など知らなかった
というケースが多いです。
通信制大学は
「どこも同じ」ではありません。
だからこそ、
✔ 複数校の資料を見て
✔ 自分の条件で比較する
この一手間が、
卒業までのしんどさを大きく左右します。
最短を狙うほど「事前確認」が重要になる
「早く取りたい」と思うほど、
勢いで決めたくなりますが、
実はその逆で、
最短ルートほど慎重さが必要です。
単位はどこまで認定される?
実習はいつ・どのくらい?
主婦・子育て中の前例はある?
ここを曖昧にしたまま進むと、
後から「こんなはずじゃなかった…」となりやすいです。
最短で卒業したい主婦は「編入制度」の確認が必須
通信制大学はどこも同じように見えて、
編入制度・単位認定科目・実習の時期などが
大学ごとに大きく異なります。
そのため、最短で卒業したい主婦ほど、
1校だけで決めず、複数校を比較しておくことが大切です。
進学を迷っている段階なら、
まずは無料で資料だけ取り寄せて確認するのが一番安心です。
まとめ:主婦でも計画的に進めれば最短2〜3年が現実的
通信制大学は基本4年ですが、編入制度を使ったり、レポートを効率的に進めれば、主婦でも2〜3年での卒業は十分可能です。
あなたに合った大学を選ぶことで、勉強と家庭の両立がぐっとラクになります。まずは資料を取り寄せて、自分がどの年次に編入できるのか、必要な単位数などを確認するところからスタートしましょう。
なお、保育士資格全体の取得ルート(通信講座・専門学校・大学など)を比較したい方は、下記の記事が参考になります。
保育士資格は何年かかる?最短ルートと現実的な期間を徹底解説
