はじめに
保育士資格を取りたいと思ったとき、まず気になるのが「どの方法で取るか」です。
大きく分けて
・保育士試験(国家試験)で合格を目指す方法
・短大や専門学校で卒業資格と一緒に取得する方法
の2つがあります。
私はどちらにするか本当に迷いました。ここでは、それぞれのメリット・デメリットを整理しつつ、最終的に私が短大ルートを選んだ理由もご紹介します。
保育士国家試験ルート
- 年2回(4月と10月)実施される国家試験に合格すれば資格取得
- 学歴に関係なく受験可能(ただし一部条件あり)
学費がかからず、独学なら費用を大きく抑えられる
一発合格すれば最短で資格が取れる(半年〜1年程度)
通学不要で、家事や育児の合間に自分のペースで勉強できる
合格率が低く(例年20%前後)、難易度は高め
学習範囲が広く、モチベーションの維持が必要
実技試験もあり、独学では対策が難しいことも
👉 主婦にとっては「子どもが小さいうちに独学で勉強時間を確保できるか」が大きな課題になります。
短大・専門学校ルート
- 指定保育士養成校(短大・専門学校など)を卒業すると、試験免除で資格がもらえる
- 通学型と通信型がある
卒業すれば確実に資格を取得できる
カリキュラムが体系的に組まれており、効率よく学べる
実習やスクーリングがあるため、現場経験を積みながら学べる
学費が高額(数十万円〜100万円以上かかることも)
卒業まで2年間かかる
レポート・試験・スクーリングなどの課題は避けられない
👉 「確実に資格が欲しい」「自己管理に自信がない」という人には安心感のある方法です。
私が短大ルートを選んだ理由
私自身は国家試験に挑戦する勇気がなく、「確実に取れる」短大ルートを選びました。
主な理由は以下の2つです。
卒業すれば必ず資格が取れる安心感
2年という明確なゴールがあること
もちろん、学費の負担は大きなデメリットでした。けれど、迷って立ち止まるより「2年後には必ず資格を持っている自分になれる」ことのほうが大きな支えになりました。
まとめ
保育士資格の取得方法には大きく分けて2つの道があります。
- 国家試験ルート:費用は安いが合格は難関。短期で取りたい人向け。
- 短大・専門学校ルート:時間とお金はかかるが確実に資格が取れる。安心重視の人向け。
どちらが正解というわけではなく、ライフスタイルや家庭の状況によって選ぶべき道は変わります。
私は短大を選んでよかったと思っていますが、国家試験で合格を目指すのも大きな挑戦。
これから資格を目指す方が「自分に合った道」を見つける参考になれば嬉しいです。
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