保育士資格への道

通信制短大って本当に続けられる?子育てママがリアルに感じたメリット・デメリット

子育てしながら保育士資格を取りたいママへ。通信制短大で学んだ体験をもとに、勉強の進め方・メリット・デメリットをわかりやすく紹介します。
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子育てをしながら「保育士資格を取りたい」と思ったとき、
私のまわりやネットで調べても、当時は通信制短大よりユーキャンなどの通信講座で試験を受ける人の方が多い印象でした。
教材もそろっているし、費用も安いし、「家で自分のペースで勉強できるならいいかも」と思う気持ちも正直ありました。

でも、私はいろいろ考えた末に通信制短大で学ぶ道を選びました。
理由はただひとつ、「確実に資格を取りたかった」から。

独学やユーキャンなどの通信講座での国家試験合格ルートは、
自分のペースで進められる分、「いつまでに合格できるか」が曖昧なところが怖かったんです。
子どもが小さく、時間も気力も限られている中で、モチベーションを保ち続ける自信がなかった。

その点、通信制短大なら単位を取り卒業=保育士資格取得という明確なゴールがあります。
もちろん費用は講座より高かったですが、今振り返ってみても、
「少しお金をかけてでも、安心と確実を買ってよかった」と心から思います。

なにより今、実際に保育士として現場で働けていること。
それが、当時の決断を正解にしてくれた気がしています。

実際に続けてみて感じたメリット

通信制短大での勉強は、思っていたよりも“やりやすかった”
というのが正直な感想です。
もちろん簡単という意味ではなく、
「自分の生活のリズムに合わせられた」という意味で。

小さい子どもを育てながらの勉強は想像以上にハード。
でも、通信制短大はレポート提出や試験日程の調整がきくところが多く、
「今日は子どもの機嫌がいいからここまで進めよう」と柔軟に進められました。

特に助かったのは、サポート体制がしっかりしていたこと。
質問メールにもすぐ返事がもらえたり、レポートの添削も丁寧で、
孤独になりがちな通信学習でも「見てもらえてる安心感」がありました。

また、学んでいる内容が実際に保育の現場に直結しているのも魅力でした。
「子どもの発達心理」や「保育内容総論」など、
今まさに子育てをしている自分の経験と重なる部分が多く、
「なるほど、あの行動にはこんな意味があるんだ」と気づくことがたくさん。

結果的に、勉強を通して自分の子育ても前より少しラクになった気がします。

主婦の勉強スタイル例

・子どもがお昼寝している時間に1ページでも進める

・週に1回はパートを休みにして勉強にあてる

・家事の合間にスマホでレポートの下書きを書く

コツコツやれる人は、こうした小さな積み重ねで進められますが、
私は正直、コツコツがあまり得意ではありませんでした。

だからこそ、パートが休みの日に数時間まとめてレポートを仕上げる日を作ったり、
週末の寝かしつけ後に朝方まで勉強したりしていました。

それでも続けられたのは、提出期限がしっかり決まっていたから。
「ここまでに出さなきゃ」という区切りがあるおかげで、
コツコツが苦手な人でも、自然と頑張れる仕組みになっていたと思います。

通信制短大のデメリット(正直な話)

もちろん、いいことばかりではありません。
実際にやってみて「ここは大変だったな…」と思うこともありました。

まず一番感じたのは、“孤独になりやすい”という点です。
同じ目標を持つ仲間が目の前にいるわけではなく、
基本的にはひとりで教材とにらめっこ。
「これで合ってるのかな」「他の人はどのくらい進んでるんだろう」と不安になることもありました。

また、スクーリング(対面授業)がある場合、
小さな子どもがいるとその調整がなかなか大変。
私も一時保育を探したり、ファミサポさんにお願いしたりして、
なんとか時間を確保していました。

正直、「絶対に保育士として働きたい!」という気持ちがなければ、
途中で心が折れていたかもしれません。

さらに、費用面も決して安くはありません。
短大に通うので、教材費・スクーリング費・通信費などを含めると
それなりの出費になります。

でも、それでもやっぱり、
「卒業=確実に資格取得」という安心感があったのは大きかったです。
私のように、試験一発合格に自信がないタイプの人には、
この確実さが何よりの支えになると思います。

🌱 ちょっと本音
通信制は「いつでもできる」からこそ、「あとでやろう」と思ってしまいがち。
私も何度もそうなりました。
それでも、卒業までの期限が決まっていることで「やらざるを得ない状況」を作れたのは結果的によかったです。

この道を選んでよかったと思う理由(まとめ)

振り返ってみると、通信制短大での2年間は決して楽ではありませんでした。
レポート提出や試験勉強、家事・育児との両立…
どれも「完璧になんてできない日々」でした。

それでも今思うのは、
“少しずつでも進めばちゃんとゴールにたどり着ける”ということ。

忙しい毎日の中で、自分のための時間をつくり、
「資格を取る」という目標に向かって積み重ねた経験は、
今の自信につながっています。

そしてなにより、
保育士として子どもたちや保護者の方と関わる中で、
「あのときがんばってよかった」と心から感じる瞬間がたくさんあります。

たとえペースが遅くても、途中で迷っても、
一歩一歩の積み重ねがちゃんと未来につながっていく。
それをこの経験を通して実感しました。

これから保育士資格を目指す方へ

子育てや仕事と両立しながら資格を目指すなら、
自分のペースで進められる通信制短大はとても心強い存在です。

私も最初は「ちゃんと続けられるかな…」と不安でしたが、
レポート提出の期限があったことで、思っていたよりも頑張れました。

学費や勉強の流れなど、気になる点は資料を見ると具体的にイメージできます。
無理に申し込まず、まずは自分に合うか知るために見てみるだけでも十分だと思います。

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